1981-04-09 第94回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号
そこで、当面、市町村も県も、特に関係災害農民はどうしたらいいのか、これは災害地どこでも同じでありますが、途方に暮れております。当面、農作物の災害でありますから、技術的にどういう方向へ指導すればよろしいのか、このことが緊急の課題なのであります。樹体の被害をどう立て直していくか、このまま枯れさせていくのか、生き延びさせていくのか、この技術指導が緊急の課題であると私は思うのです。
そこで、当面、市町村も県も、特に関係災害農民はどうしたらいいのか、これは災害地どこでも同じでありますが、途方に暮れております。当面、農作物の災害でありますから、技術的にどういう方向へ指導すればよろしいのか、このことが緊急の課題なのであります。樹体の被害をどう立て直していくか、このまま枯れさせていくのか、生き延びさせていくのか、この技術指導が緊急の課題であると私は思うのです。
それをやることが、現地の技術者や関係団体や災害農民に対して非常に力強さを与えるわけであります。そういう面をぜひ考えていただきたい。
これは農民の気持ちの氷山の一角でございまして、非常に北海道の農民としては動揺いたしているわけでございますので、この際大臣の災害農民に対するあたたかいごあいさつをまず冒頭にお聞きをいたしたいと存じますので、よろしくお願いをいたします。
税金等の問題については私はまた別の機会にお尋ね申し上げますが、この災害等に対する所得税の徴収の態度等につきましては、災害農民の立場を十分理解してやっていただきたいということを強く要望するものですが、この点についてあなたの見解を聞きたいと思います。
私はこの問題については、豪雨の中で水稲がやられた、だからこの際もう稲作を転換して他の作物に切りかえよというような記事が出ること自体が、まことに災害農民の気持ちをくみ取らない考え方であると思っておるのです。現在苗不足の状態があります。その苗不足に対しまして種もみを確保しなければならないという問題が当然出てまいります。
だから本年度に限るというような時限立法その他の措置をおとりになって、こうした災害農民に対するあたたかい姿勢というものをお示しになることを検討なさる御意思があるかないかということ、なおありとするならば、ひとつ明確に検討いたしますという御答弁がいただきたいし、この席で御答弁ができなければ検討してみたいということならば、後日に私は返事を持ち越されてもけっこうだと思います。
○熊谷委員 農林当局から力強い御意見を伺って、その点そのとおりに受け取って、ひとつ災害農民に今後の生活上の最も大事な問題について、苦渋をなめさせることのないていの決意で、これに対処するということでやってもらいたいと思います。
そういう零細な農民が、そういう植えつけが六割か七割よりできぬということになると、収入が非常に大きな打撃を受けて減ってくるということになってまいりますので、これはもう災害農民の立ち上がりは、ほとんど不可能になってくるであろうと考える。そこで、どうしても私はまず河川復旧を大急ぎでやってもらう。同時それに並行して農地の復旧をやらなければならぬでありましょう。
また、固定負債に悩む災害農民、漁民、あるいは開拓農民の負債整理の立法、財政措置を推進すべきであることを要求するものであります。 第七に、われわれは、政府の総合予算主義あるいは補正なし予算の名のもとに、米価のスライド制や公務員賃金の抑制の陰謀には強く反対をいたします。今日の変動する経済をそのままにして予算を固定化することは不合理でもあり、不可能をあえてしようとするものであります。
公共事業をなるべく繰り延べて——これはほとんど道路であるとか港湾であるとか住宅であるとかそういうものですから、そこへ現金収入の道を開くということ、いわゆる災害農民を優先的に就労させるというようなことば、これはでき得ることなんですね。だからして災害地に対しては実情に応じて公共事業の繰り延べをこの際緩和していくということが私は必要であろうと思う。
そういうような状態の中においてこの自創資金のワクをどのようにして拡大をして、災害農民に期待が持てるような方向で対処することができるのかどうか、この点についてお答えを願っておきたいのであります。
それから農林関係にお伺いしたいのですが、これもほかの方からおっしゃったので、私が重ねて言うことは避けますが、連続したところの災害、農民は疲弊こんぱいしている。中には虚脱状況になっているという人もあるくらい。
災害農民が立つ瀬がないと思う。これはできるだけ直すようにしていただきたいと思います。これは現地で農民が言っているのです。それから、揚水または排水の場合、特に今度は干害ですから、揚水の場合に、機械を動かす、ポンプを運転するというような場合の電力料、それから燃料、こういうようなものにはほとんどなかったという話なんですが、どうなんですか。
ただ、その体系というのが非常に複雑でございますので、理解しにくい点があろうかと思いますけれども、農林省のほうのこの行政に通じております方々は、われわれのところに相当こまかく事柄を持ち込んで、災害農民に対してできるだけ手厚い措置があるようにということで御要求があるわけでございます。そういうような経緯がありましてできた天災融資法でございます。
災害の対策はいろいろ重要な課題があるが、特に天災法の発動については、現行の天災法そのままをもってしてはこれは不十分である、したがって、臨時国会の召集を待って、天災融資法、それに関連する激甚災害法の改正をどうしてもしなければならぬ、しかし、臨時国会を待って法律の改正をするということであればどうしても十二月に入るので、とりあえず、改正するということを前提として激甚指定というものはすみやかに行なって、災害農民
したがって、災害対策は十全であるとは言い得ないにしても、災害農民の不満を買うような事態はないと考えております。 無利子、長期融資の問題はまことにけっこうでありまするが、農業金融全体の利子体系にも触れる問題であり、当面、現行制度の充実と円滑な運営で対処していきたいと考えておる次第であります。(拍手) 〔国務大臣永山忠則君登壇〕
そこで市町村、県が補助金をこれらの災害農民に出した場合には、確実にこれが来年度の交付税の計算の中に入るかどうか。基準財政収入が減り、あるいは支出がふえた、需要がふえた、こういう形で災害の補助金というものが明年の算定の中に見込まれるかどうか。この二つの点です。
災害対策委員会をなめるということは、災害農民をなめるということであり、災害を受けた国民をなめるということになる。これに対して政府側から言いたいことがあったら言ってもらいたい。
○栗林委員 農政局にそれぞれ配分してあるとするならば、近く県との話し合いの上で災害農民の手に渡ることだと思いますが、この際くどいようでありますが、どうかひとつ現地の機関を督励いたしまして、一日も早く災害農民の手元に行き届くように特段の御配慮を希望するものであります。 この機会に、ひとつ政策上のお尋ねをしておきたいと思います。
まずたくさんの政府資金を借りた農民がこのような災害に遭遇する、したがってこうした災害農民は償還することができないという問題が一つあります。もう一つは、新たに資金が必要だという問題が出てまいるわけであります。おまえは借金があるから貸すわけにはいかぬ、これではその災害農民は死んでしまうわけです。ですから、これはもう議論ではないのです。
○栗林委員 それでは次に、これらの災害農民のいままで借りておる政府各種資金があるわけであります、これも災害特別委員会等では毎度いろいろ論議されておるところでありますが、この政府資金の償還を災害農民に対しては相当程度緩和してやる必要があると思いますし、また政府もそういう方針で臨んでおると承っておるわけでありますが、これらの政府資金の償還の緩和につきまして、具体的な措置について承りたいと思います。
異常な国会不正常のため、遺憾ながら災害対策の立法及び措置がかなりおくれ、被災害農民は非常に不安な精神状態にあると思います。現に香川県におきましては、二千名に近い農民が県庁に押しかけ、知事に陳情を繰り返して、多少の紛争を見るというような状況におちいっております。
それらとあわせ考えて実情に合致したような査定をするように、あなた方がゆるやかな気持ちでもって、災害農民に対する厚い同情の気持ちからそういう取り扱いをすべきである。それはただ単に政府のみならすビールの会社当局ともこういう趣旨をよく話し合われて、実情に合うような適切な指導が私は必要だと考えている。それをやるかやらぬかということを聞いているのでありまして、規格の説明を求めているのではありません。